★ JAZZの偉人たち



ここでは、ほんの一部となりますが

Jazzの歴史のなかで活躍してきた巨匠たちを紹介します。


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◆オーネット・コールマン ~Ornette Coleman~ (1930年~)

アメリカのジャズ・アルト・サックス奏者。 1960年代のモダン・ジャズ界にフリー・ジャズの旋風を巻き起こした人物。今までのジャズのスタイルにあてはならない、微妙にずれた音程や小節数、独特な旋律や自由なリズムなどが彼の独特な音楽であり、これが後にフリージャズとして広まっていくのだが、1959年~1960年の代表作『The Shape of Jazz to Come』や『フリー・ジャズ』は賛否両論となる。彼のスタイルはミュージシャンの間でも、ジョン・ルイスが在籍するモダン・ジャズ・カルテットのメンバー達から高く評価されましたが、マイルス・デイビスやマックス・ローチからは批判されのです。しかし、その後もジャズ界に大きな影響を与え続け、様々な場面でも活躍してきました。 2007年にはピューリッツァー賞とグラミー功労賞を受賞しています。



◆ジョン・コルトレーン ~John Coltrane~ (1926年~1967年)

アメリカのジャズ・サックス奏者、作曲家。いくつかのバンドを経て、1955年にマイルス・デイビスのコンボに参加して有名になります。最初はマイルスにも下手だと言われるほどに評価は低かったようですが、徐々に才能を発揮し始め活躍します。 1957年から、ソロ作品のレコーディングをし、1959年の『ジャイアント・ステップス』では、驚くほどの速さのコード・チェンジに高い評価を受けました。 1960年にはマイルスのバンドを脱退して自分のバンドを作りますが、そのころからテナー・サックスだけでなく、ソプラノ・サックスを吹き、これらの楽器を新しい花形楽器にしました。 1967年に最後のコンサートを行い、1967年に肝臓癌で亡くなりました。



◆チャーリー・パーカー ~Charlie Parker~ (1920年~1955年)

アメリカのジャズ・アルト・サックス奏者、作曲家。 1940年代のジャズ界で起こったスイングからビバップへの以降をリードした中心人物。 1939年、ジェイ・マクシャン楽団に参加し、ここで最初のレコードを吹き込みました。後にニューヨークに移り、D.ガレスピー、T.モンクといったジャズ・ミュージシャンらと共演。 1945年に発表した「コ・コ Ko-Ko」(Charlie Parker: A Studio Chronicle 1940-1948に収録あり)によってビバップのスタイルを確立しました。このころに、マイルス・デイビスを自分のバンドに迎え入れ、1947年にはマイルスの初のリーダー・セッションもサポートしたのだそう。麻薬やアルコール、幾度ともなる精神病院への入院などの生活により、心身ともに衰弱し、34歳という若さで心不全によって他界。



◆デューク・エリントン ~Duke Ellington~ (1899年~1974年)

ワシントンD.C.生まれ。アメリカのバンドリーダーでピアニスト、作曲家。 1920年代から自らのビッグバンドを率い、数々の名曲を作曲・演奏して、ジャズの地位を高めるとともに、オーケストラとソロ演奏を組み合わせた独自のサウンドを作り上げ、ニューヨークで成功。生涯に数千もの曲を書き、モダン・ジャズの演奏家たちにも影響を与えました。『A列車で行こう』などの有名な楽曲を数多く残しています。



◆ベニー・グッドマン ~Benny Goodman~ (1909年~1986年)

アメリカのクラリネット奏者でバンド・リーダー。 1909年にシカゴで生まれるが、とても貧しい環境で育ち福祉施設で教育を受けました。彼は地元の音楽教室でクラリネットの奏法を学び、10代でベン・ポラック楽団に参加。1928年にはニューヨークへ渡り、その翌年からはソロ活動を始めます。 1934年には自らの楽団を結成し、彼らのリズミカルで楽しい演奏が大人気となり、「スイングの王様」と呼ばれるように。また彼は、人種差別が激しかった時代に、最初に進んで黒人ミュージシャンたちを雇った人物としても褒め称えられました。ベニー・グッドマンの代表作のひとつである『シング・シング・シング』や彼のベスト版『スウィング!presents ベニー・グッドマン・ベスト』が人気の作品。



◆マイルス・デイビス ~Miles Davis~ (1926年~1991年)

アメリカのジャズ作曲家でトランペット奏者。イリノイ州で生まれ、ジュリアード音楽学校に入学したが、チャーリー・パーカーやディジー・ガレスピーらと知り合い、1945年からパーカー五重奏団に参加。その後1948年ごろから、G.エバンスらと実験的にジャズ演奏を行い、モダン・ジャズのスタイルを確立します。 1950年には自らのコンボを結成し、1959年にはモード・ジャズを取り入れ、1969年にはフュージョンの先駆けとなる『Bitches Brew』を発表。次から次へと新しい手法をジャズにもたらした、モダン・ジャズ最大の音楽家だと言われています。彼の作品としては1959年の『Kind of Blue』が有名ですが、それに先立つ『Milestones』も是非聴いておきたい作品です。



(このほか、トム・ブラウン、ジョニー・ステイン、ニック・ラロッカなど。)




Jazzの歴史やJazzの語源で登場した人物です。


この他にも多くの有名人もいますが、『この人忘れちゃ~Jazzは語れない!』という

人物がいましたら是非教えてくださいね☆


またこれらも数ある説を参考にしています。


多少事実と異なることもあるかもしれませんが、

そのあたりはご理解いただけますようお願いいたします。

Jazz Bar Crazy Love

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